こんにちは!
インデックス米国投資ブロガーのryu(@ryu_ustock)です。
私は現在30歳で初めて株式投資に興味を持ち実際に投資を始めたのが2015年でした。
その頃は「株をやる奴はバカだ」という父の言葉を信じていて全く興味がありませんでした。
しかし実は母がこっそり株式投資をしていて毎年配当金と株主優待を楽しみに細々とやっていたのです。そして自然と私も株式投資を志すようになりました。
私は最初バリュー投資を志していましたが今ではインデックス投資が自分に向いていると考えています。
この二つはいずれも長期間株式を保有するという点では似ていますが全く異なる物です。
バリュー投資は個別の企業に対して深い理解と忍耐力を必要とします。一方でインデックス投資は「投資を開始する」だけならば正直誰でもできます。低コストのインデックスファンドやETFを買い付けるだけです。終わりです。
そんな特性もあってか理解の浅い人からはインデックス投資は「投資の知識がいらない、何も考えなくても続けられる」と勘違いされがちです。
かくいう私がバリュー投資に偏重していて勉強不足だった時期にそう思っていましたから(笑)
しかし偏見を持たずに知識を吸収していく中でそれは「ハッキリとした間違いだ」と気付くこととなりました。
インデックス投資は勉強しなくていいは間違い
インデックス投資は市場平均を取りに行く投資法ですのでドルコスト平均法で積み立てていく限り個人差が出ません。
早い話が専門家がやろうが、素人がやろうが基本的には同じ投資成績となるわけです。
しかしだからといって全く勉強しなくていいのか?
というとそうはいかないのが株式市場の面白い所です。
例えばインデックス投資をしていたとしましょう。
個別株よりはボラリティが小さいとはいえ過去を参考にするのであれば10年に1度程度は市場全体が暴落します。
日々流れるニュースは悲観的になりこの世の終わりのような雰囲気が流れます。それに伴って株価は30%、40%、下手をすれば平気で半額になったりします。
そんな時に「俺はインデックス投資をしているのだから投資し続けよう、持ち続けよう」と考えられるでしょうか?全く知識がなければまず無理でしょう。
なぜなら勉強して過去を学んでいれば「株式市場とはこういう物だ」と知ることができますが不勉強で知識が無ければ何故株価が下がっているのか、今後株価はどうなる「可能性」が高いのかが全く分からず自分が何をしていたのか分からなくなってしまいます。
早い話がインデックスファンド(およびETF)を持ち続けることができなくなります。
インデックス投資は経済の成長を余すところなく享受しようとする投資法ですからとにかく時間がかかります。その期間は最低でもおよそ20年以上と言われています。
つまり一人の投資家がインデックス投資をする上で必ず1回ないし2回は暴落を経験することになります。
インデックス投資は正直自分の心との戦いだと思います。有難いことに現代ではインデックス投資に関する書籍やブログや動画が溢れています。
情報の取捨選択は必要ですが得る手段は沢山あるので上手く活用していきたいですね。