株式投資

私がバリュー投資を辞めてインデックス投資に転向したワケ

こんにちは!

インデックス米国投資ブロガーのryu(@ryu_ustock)です。

以前は「れーさん」と名乗っていたので少し違和感がありますが(笑)まぁ追々慣れていこうと思います。

さて今回は以前はバリュー投資を信望していた私がなぜインデックス投資に転向したかを、自分の考えを整理する意味も兼ねて書いていきたいと思います。

またこれからインデックス投資も視野に入れてみようと考えている投資家の役に立てば幸いです。

 

バリュー投資からインデックス投資へ

私は以前ウォーレン・バフェット氏の投資哲学にひどく感銘を受けてバリュー投資を実践していました。

バリュー投資とは簡単に言うと以下のような企業に投資する手法です。

  1. 市場に忘れ去られ割安に放置されている
  2. 他社がマネできず大きな収益を産み出すビジネスモデルを持っている

厳密に話すとかなり長くなるのでザックリと説明しましたが、要は「本当はスッゴイ実力があるのに皆から見向きもされていない企業に投資するよ!」という投資法です。

理屈で言えば株価というのは企業の収益に連動するので、割安で放置されている有力な企業に投資することができれば大きな利益を受け取ることができます。

ウォーレン・バフェット氏は過去に多くの有力な企業を割安な価格で購入することで世界有数の資産家となりました。

 

一方で私が転向した手法である「インデックス投資」とはどのような手法かと申しますと、簡単に言えば平均点を取りに行く投資手法です。

どういうことかと言うと株式市場には「株価指数」と呼ばれる取引所全体や特定の銘柄の値動きを示すものがあります。インデックス投資とはその株価指数に連動するように株式を運用する手法を言います。

つまりインデックス投資は株式市場全体が上昇する局面では漏れなくその恩恵を享受することができます。ただもちろん全体が下がる時には同じだけ下がります。

そういう投資手法なので「市場の平均を取る」投資手法なわけです。

 

運用が上手くいった時の成績で言えばバリュー投資>インデックス投資となります。

なぜインデックス投資へ転向した?

ではなぜ大きな収益が期待できるバリュー投資ではなくインデックス投資に転向したのかと言いますと早い話が「私にはその実力が無い」と判断したからです。

上手くいった時の運用成績はバリュー投資>インデックス投資だと書きましたが難易度はバリュー投資>>>>>>>>>>>インデックス投資です。バリュー投資の方がはるかに難しいです。

天下のウォーレン・バフェット氏が大きな実績を残した投資家になれたのは割安株を見抜く力がズバ抜けていたからです。
ぶっちゃけた話バリュー投資というのは全ての投資家が目指す手法です。「これから上がる株を安く買って、高く売る(保有する)」を究極まで突き詰めた投資ですからね(笑)

しかし同時に「それができれば苦労は無い」という話でもあります。

 

インデックス投資かのバイブル本として名前が挙がる「敗者のゲーム」にはおよそ8割のアクティブファンドがインデックス投資の成績に負けているという研究結果が記されています。

つまりプロも含めた大半の投資家がインデックス投資以下の成績しか残せていないのです。

ファンドマネージャーというのは全員が優秀な大学で経済学を学び多額の資金を運用しています。当然ながら私よりも遥かに専門家であり企業の情報を得るスピードも桁違いです。

そんな彼らが市場平均以下の成績しか残せていないのです。であれば一般庶民である私が市場平均を上回る可能性など皆無に等しいと言っても過言ではないでしょう。

 

だからこそ私はインデックス投資で市場の平均的な成績を勝ち取ろうと考えたわけです。

 

では具体的にインデックス投資はどの程度の収益が期待できるのか?また私自身期待しているのかについては、長くなりますので以下の記事に記したいと思います。