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初心者投資家がウォーレン・バフェット氏を見習いバリュー投資で米国株に投資するブログです。投資に対しての心構えや投資銘柄についてのお役立ち情報も掲載していきます。

長期投資家ならば人と同じ意見は喜んではいけない

      2016/07/30

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人間というものは人と同じ意見を持つと安心する習性があります。これは「承認欲求」という人間の根源的な欲望が存在するからです。

 

承認欲求とは簡単に言えば「人から認められたい」という欲望です。

 

 

人と同じ意見を持つ=自分の判断を認めている人が存在するということですので、自分と同じ意見を持つ人を見つけると嬉しくなるんですね。

 

 

更に日本人は「和」を大切にする民族です。幼少の頃より自分の感情よりも人の気持ちを大切にしなさいと教えられた方も多いのではないでしょうか?

これは日本という国の文化が周りに合わせる、人間関係を円滑に進めようとする傾向があるからです。

 

 

この傾向自体は人間関係を円滑に進める為には非常に重要な物です。

 

単純に考えて自分が何か意見を言った時に「いや、俺はこう思う」と言ってくる人よりも「あ!たしかに!俺もそう思うよ!」と言ってくれる人の方が親近感がわきますよね。

 

 

 

 

生きていく上で欠かせない「人に合わせる」ですが、こと株式投資になると一転して我々の足を引っ張ってしまうものへと変貌します。

 

 

長期投資で理想的な環境は

ここで一つ考えていただきたいのですが、考え得る限りで最高の長期投資のタイミングはどういった場面でしょうか?

 

必ず上がる株が分かっている状態?まだ弱い。

 

いつ上がるかも分かっている状態?まだ弱い。

 

最高の投資タイミングとは「これから上がる株で、かつ世界中で自分以外がその株を悲観視している状態」です。

 

 

だって自分以外はその株をババ抜きのババみたいな扱いをしているわけですから、ほとんどタダ同然の値段で買うことができます。

 

しかもその株はこれから上がりますので持てば持つほど利益をあげることができます。

 

最高の状況ですよね(笑)

 

 

ですがもしこのような状況で投資家が「周りの意見」を気にしていたらどうでしょうか?

 

 

この極端な例で言えば当然世界中で自分以外の人はその株を「クソ株」認定していますので悪い意見しか飛んできません。

もし買おうものならば「バカじゃねーの!」「素人が!」などの罵詈雑言をあびせられることでしょう。

 

 

ですが長期投資家、特にバリュー投資家ならば「この状況じゃないとダメ」なんです。

 

 

結局の所株価が下がるということは「買い手」よりも「売り手」のほうが多い状態だということですので必然的にその企業に対して「悪いイメージ」を持っている人が大半になります。

 

 

つまり皆が良いイメージを持っていて、かつ株価だけはダダ下がりしている状態っていうのはあんまり無いんです。

あんまりって言ったのは相場全体の大暴落時には良いイメージを持たれている企業も売り込まれるので全くないことは無いからです。

 

 

で、もし長期投資家バリュー投資家が「周りの意見」を重視した場合バリュー状態、つまり割安状態になっている株を買う事は一生できません。周りの意見が納得できるような状態まで企業が持ち直した時には既に株価はそれを織り込んでいますので、買ったとしても大した利益は得られないでしょう。

 

株の大原則は「安く買って高く売る」です。

 

以上が長期投資家が「人と同じ意見を持ったと喜んではいけない」理由です。

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