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初心者投資家がウォーレン・バフェット氏を見習いバリュー投資で米国株に投資するブログです。投資に対しての心構えや投資銘柄についてのお役立ち情報も掲載していきます。

リスクを取らないリスク

      2016/07/27

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日本のサラリーマンの大半は極端にリスクを恐れています。

 

株式投資なんてもっての他、国債ですら何となく危険な香りがするぞ!

 

やっぱり定期預金がナンバーワン!

 

本当にこんな人ばっかりです。

 

しかしこれは何も彼らが悪いわけではなく、ある意味ではバブル崩壊の後遺症と言えます。

 

特に現在の20代~30代の若者は親の世代が痛い目を見ているのでテレビでも家でも、それこそ耳にタコができるほどリスクを避けるように教えられます。

 

教えるといっても面と向かってではなく行動や報道で刷り込まれていく感じです。

 

 

で、この「リスク」を極端に恐れる人々ですが実はリスクを取らないことで凄まじいリスク・・・というか損をしてしまっているのです。

 

必要以上の預金は滅茶苦茶無駄

これからリスクを恐れるなみたいな話をするわけですが、一つ誤解をしてほしくないのが私は何も預金は全くいらないと言っているワケではないです。

 

 

では本題ですが、私は日本人に蔓延っている過度な預金信仰はとても危険なものだと考えています。

 

近い内に必要になる可能性のある金額を貯金しておく必要はありますが、それ以上の貯金は全く必要ないと思っています。

 

ましてや資産運用として定期預金を利用するなど以ての外です。

 

 

何故なら全く儲からないからです。

 

 

身も蓋もない言い方ですが、唯一であり最大の理由です。

 

 

例えば日本の大手銀行である三菱東京UFJ銀行ならば定期預金は0.010%です。これは100万円を1年間預けるとなんと100円が受け取れるということです。

 

1000万円で1000円、1億円で1万円、10億で10万円、100億で100万円、1000億円で1000万円です。

 

1000億円あれば不労所得でサラリーマン卒業できますね。(笑)

 

 

500回ほどサラリーマンに転生して稼いだ金を全て定期預金に預け入れれば達成できる金額です。

 

 

まぁ分かっています。定期預金に預け入れるような人たちはそこまでは望んでいない人たちでしょう。

 

せいぜい「まぁ安全に1円でも増えればいいか…」くらいの理由だと思います。

 

 

しかし忘れてはいけないのは今、日本政府および日本銀行はインフレにしようと躍起になっているということです。

 

 

インフレになれば相対的に「円」の価値は下がります。

 

 

ではどの程度「円の価値」が下がるのかというと「一年で2%」が目標です。

 

 

つまり100万円ならば毎年2万円ずつ価値が減少していくわけです。

 

 

…あれ?

 

 

定期預金の利率は何%でしたっけ?

 

 

そうなんです。

 

 

上記の例で言えば定期預金に預け入れていても日本政府が2%のインフレを達成してしまうと毎年1.99%ずつ減少していくのです。

 

 

つまり私達は好むと好まざるとに関わらず毎年2%ずつお金を増やし続けなければいけない宿命を背負っているのです。

 

リスクを取らないという事は資産を守れない

こういった事情があるから「俺は賢明だからリスクは全く取らないんだぜ」という人はジワジワと資産が減り続けることに気づくことすらできないのです。

 

年利2%を達成できて初めて「現状維持」ができるわけですが、世間一般の日本人が考えている「リスク無し」の投資案件ではまず達成不可能です。

 

となると「リスク」を取らない人はみすみす資産を守る手段を放棄してしまっているのです。

 

これが「リスク」を全く取らない「リスク」です。

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