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初心者投資家がウォーレン・バフェット氏を見習いバリュー投資で米国株に投資するブログです。投資に対しての心構えや投資銘柄についてのお役立ち情報も掲載していきます。

バフェットがウェルズファーゴに投資している理由

      2016/03/12

バークシャーのポートフォリオの最も大きなウェイトを占めている銘柄であるウェルズファーゴ。

 

このウェルズファーゴについて一部ではバフェットがウェルズファーゴに投資しているのは、銀行ビジネスが好きだからだ。と言われています。

 

しかし実はバフェットは銀行ビジネス自体は余り好きではありません。

 

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バフェットはウェルズファーゴは好きだが銀行業は好きではない

 

 

 

これは毎年バフェットがバークシャーの株主に充てて書いている「会長からの手紙」にも書いていたことです。

 

 

何故バフェットは「あまり好きではないビジネス」である銀行業を生業とするウェルズファーゴに対して大きな資金を投じているのでしょうか?

 

 

 

銀行は大きなレバレッジが必然的にかかる

 

バフェットが銀行業をあまり好いていない理由の最も大きな点は他人資本による大きなレバレッジリスクです。

 

皆さん知っての通り銀行の最も重要でメインとなる業務は顧客から預け入れられた預金を利用した資産運用です。

 

これは一般の企業が銀行から借りて「借金」でビジネスをするのと本質的には何ら変わりはありません。

一般企業は銀行に利子を払い、銀行は預金者に利子を払うだけの話です。

 

つまり銀行は必然的に高いレバレッジがかかった経営体制を強いられるビジネスだということです。

 

また銀行は資本が複雑に絡み合うビジネスである性質上、他行や企業の影響をモロに受けてしまうビジネスである点もバフェットはリスクに感じています。

 

じゃぁなんでバフェットはウェルズファーゴに投資しているの?

バフェットは優れたビジネスにしか投資しないことで有名です。

 

そんなバフェットが何故「あまり好きではないビジネス」に投資しているのでしょうか?

 

 

 

それは何よりウェルズファーゴが「優れた経営者」によって経営されているからです。

 

 

 

ここまで銀行のリスク、つまり悪い点ばかりを挙げてきましたが、銀行ビジネスは分別のある経営をしている限りは高い利益率と優れたMOAT(堀)を持っています。

 

 

特にウェルズファーゴ程の規模になるとその堀は更に深まります。

 

 

 

しかし繰り返しになりますが、それは「分別ある経営」がなされている限りです。

 

 

 

え?くどい?大銀行がそんな愚かなことするわけないだろって?

 

 

 

そう思われる方は歴史的に何度も何度も繰り返されてきた金融危機を調べてみる事をオススメします。

殆どの金融危機が信用貨幣、もしくは金融派生商品の膨張によるものが原因になっていることが分かると思います。

 

 

 

 

つまりある意味では「常に全力レバレッジ」がかかっている銀行ビジネスは切れ味抜群の諸刃の剣であるのです。

 

 

ですから銀行ビジネスという諸刃の剣は優れた経営者という資本の達人でないと扱えないのです。

 

 

 

しかしだからこそ優れた経営者によって経営されている間は凄まじい利益を生み出す素晴らしいビジネスなのです。

 

 

そして今現在のウェルズファーゴはその「優れた経営者」によって分別ある経営をされているのです。

 

 

これがバフェットがウェルズファーゴに傾倒する理由です。

 

ですのでもしウェルズファーゴに愚かな経営者が就任すればバフェットはどういう行動を取るかわかりません。

 

 

私はウェルズファーゴはコカ・コーラやアメックス以上に経営者に依存しているビジネスだと思います。

 

 

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