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米国株式投資の指標解説~PER(P/E)編~

      2016/02/29

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米国株でのPER表記

株式投資に触れることになって最初に目にする指標が恐らく最も多く目にするのが”株価収益率”です。

正式名称は「price earnings ratio」と言いますが一般的にはPERと略されております。

ちなみに米国株ではP/EやPEと表記されています。

PERとは2

たとえばこちらはIBMの株価指標を示した画面のキャプチャーなのですが、この中に「Price/Earnings」という項目がありますよね?

これが日本株でいうところの「PER」にあたります。

 

 

ちなみにForward P/Eとは日本株で言うところの「予想株価収益率(予想PER)」のことです。

PERとは

PERとは

 

 

略し方が違うだけの話ですので

  • 株価収益率=日本株はPER=米国株はP/E

と覚えておけば間違いありません。

 

 

株価収益率(PER(P/E))とは?

ではこのPER(P/E)とはいったい何を示す指標なのでしょうか?

 

一般的にはPERが安ければ「企業が生み出す利益に対して株価が過小評価されている状態」であるとされています。

 

PERの計算式自体は実に単純なもので、株価収益率(PER)=株価÷一株当たり当期純利益(EPS)となっています。

これはつまり現在計上している利益を全て投資家に還元した場合に何年で投資元本を回収できるかということです。

 

 

 

分かりにくいですよね(笑)

私も最初にこの説明を読んで頭の上にクエスチョンマークが大量に並びました。

そこでもっと簡単に説明します。

 

 

 

例えば年間一株当たり1万円の利益をあげている企業の株式価格が10万円だった場合はPERは10倍となります。

(100,000(株価)÷10,000(一株当たり当期純利益)=10(PER))

 

そして仮にこの企業が「当社があげている利益の全てを配当金として株主に還元します!」となった場合は一株当たりにつき1万円の配当金が受け取れます。

 

すると、この企業の株を買う時に10万円を支払っていますのでプラスマイナス0、つまり元本が回収できるまでに10年かかります。

 

つまりPER10倍=投資元本を回収できるまでの期間。ということになるのです。

 

 

 

 

では今度は上記で挙げたIBMの場合で説明しますと、2016年2月27日現在のIBMの株価は132.03ドルで、EPSは13.42ドルです。

PERとは3

 

 

つまりIBMの株価収益率(PER(P/E))を知りたいと思った場合は

132.03÷13.42=9.838

となり、PEは10倍を切っているという事が分かります。

 

一般的には大多数の投資家はPERが15倍程度がフェアバリューだと考えていますので、「あ、IBMは割安なんだな」と知ることができます。

 

アフターマーケットや株式指標サイトの更新のタイミングなどで多少数値がズレることはありますが、基本的にはこの計算式で求めることができます。

 

じゃぁ低PER(P/E)は買い?

PERとはザックリ言うと利益に対して株価が安いか否かを表す指標なわけですが、じゃぁPERだけ見て投資しとけばいいじゃんって思いませんか?

 

ここが株式投資の奥深いところなのです。

 

 

 

例えばこれからドンドン利益が減少していくであろう企業の株がPER8倍で取引されていたらこれは割安ですか?

 

当然割安ではありません。

 

だって利益が減少していくということは一株当たり当期純利益が減少していくということですから、今現在のPERは割安でも将来的に見ればフェアバリューで取引されていることになります。

 

 

では逆に利益が着実に伸びている企業の株がPER8倍で取引されていたらどうでしょう?

 

 

これはもう間違いなく買いですよね。

 

つまりPERとはあくまで相対的な割安指標であって絶対的な物ではない点は注意が必要です。

 

 

 

やっぱり株価指標なんて難しくてよく分からない…

 

ここまで読んでみて「やっぱり株式投資ってなんだか難しそうだなぁ」って思いませんでしたか?

 

私もそうだったのですが、「大事なお金を運用するんだから完璧に知識を揃えてから投資の世界に入ろう」と考えてしまいがちです。

 

 

しかしコチラの記事でも解説している通り、お金の基本知識として「資産は時間と共に増えていく性質」を有しています。

投資をしないエリートサラリーマンより、投資をする凡人サラリーマン

 

これはつまり極端に言うと「20年かけて完璧な知識を身に着けて短期間で稼ぐ人」よりも「長期間コツコツ低い利回りでも運用してきた人」のほうが生涯投資成績が上回るということです。

 

 

2.5%という低利回りでも「時間+複利」という最強の組み合わせをもってすれば莫大な資産の差になります。

 

 
ちなみに余談ですが今回例に挙げた利息2.5%というのは、何も考えなくていい投資信託でも十分に達成可能な成績です。

 

例えばフィデリティ証券に設定されている投資信託の「SMT グローバル株式インデックス・オープン」ならば5年間の投資で年率18.06%のリターンが得られていました。

 

恐らく検索経由でこの記事を読んでいる方は、今までローンを組むなど「お金を消費」することしかしてこなかったのではないですか?

そして「このままじゃイカンよなぁ」と思って株式投資を勉強されていることと思います。

この機会に「時間をかけてお金を増やす」ことも考えてみては如何でしょうか。

 

 

つまりグローバルインデックスで資産を増やしながら、知識を身に付けて自身が付いたら徐々に個別株にシフトしていけばいいのです。

 

 

そこで知識が無い内に始めるとすればオススメなのは、やはり上記に挙げたような全世界に投資するグローバルインデックス投資信託です。

特定の国に限った投資信託は「何も考えなくていい」という訳にはいきませんが、全世界に対する投資信託ならば基本的には「何も考えなくていい」と思います。

 

 

フィデリティ証券会社の口座は口座開設も資料請求も無料でできるので「取り合えず開設してみるかぁ」という第一歩が大事だと思います。


 

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