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企業が生み出す利益の使い道

      2016/02/12

こんにちは。れーさんです。

企業が生み出す資本はどのように使われるのが最適だと思いますか?

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企業の生み出す資本の使い道

通常、きちんと利益を出している企業はキャッシュが積み重なっていきます。

そのような余剰資本のことを株主資本と言って、まぁ簡単に言うと私達株主のお金です。

 

その余剰金を全体の発行株数で割って1株あたりに直した後に自分の持ち株数をかけると自分が間接的に保有している株主資本がわかります。

 

 

例:

  1. 100万円の余剰金を出している企業
  2. 100株の株券を発行している
  3. 一株あたりの余剰金は1万円
  4. 持ち株数が10株ならば自分の保有している資本は10万円

といった具合です。

 

 

 

 

で、この「株主資本」なのですが、基本的には二通りの使い道があります。それは

  • 企業内部で再投資する
  • 配当金として株主に渡す

の二通りです。

 

 

 

で、この株主資本の使い道を話す上でよく言われるのが

  • 新興企業は再投資して企業の成長に充てる
  • 熟成した企業は配当金に回す

ということが言われます。

 

 

 

しかしこれは半分合っていて半分間違っているのです。

 

 

 

 

新興企業が企業の成長に充てるほうが望ましいと言われるのは「配当金に回すよりも事業投資に使った方が資本を増やす可能性が高い」からです。

別の言い方をすると「企業内部で再投資したほうが利回りが高くなる可能性が高い」ということです。

 

 

 

なぜなら新興企業の場合は業界内でのシェアを奪い取る、もしくは囲い込む余地が残されている場合が多いので事業の投資に使えば結果的に企業利益を伸ばすことができる可能性が比較的高いです。

 

 

株価というのは長期的に見ると企業の業績に連動し収束していきますので、利益が伸びるということは株価の上昇を助けるということになりますので、結果的に株主に還元できますね。

 

 

 

逆に熟成企業の場合は大方の業界シェアや売上の増加などは頭打ちになっていることが多いので、新しいシェアや囲い込みをしようとすると莫大な資本がかかる割にリターンが少なくなりがちです。

ですので配当金に回して株主に再投資させたほうが利回りが高くなることが多いので、このように言われるわけです。

 

 

 

しかし、どれだけ社齢の若い新興企業でも事業の再投資によって株主が再投資する利回りより高い利回り(業績アップ)が望めない場合は若い企業であろうと余剰資金を配当金に回し、株主に還元すべきなのです。

また逆に言えばどれだけ熟成企業であろうと成長が期待できるのであれば配当はせずに積極的に内部保留し再投資する方がいいわけです。

 

 

 

よく余剰資本をワケの分からない新しいビジネスに無駄遣いする企業がいますが、あれは株式会社として最低の行為です。

問答無用で株主の資産を削り取っているわけですからね。(もちろんキチンと収益が望める分野に進出するのは良い場合もあります。)

 

 

それと日本企業に多いのですが無駄に現預金で溜め込む企業なんかも最悪です。何の利回りも生み出さない最も愚かな資本の使い道(そもそも使って無い?)です。

 

 

皆さんも投資する際は、その企業自身が「投資が上手いか下手か」もよく調べるようにしましょう。

投資下手な企業に投資してしまうと結果的に株主は時間と金を無駄にすることになります。

 

 

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