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マイナス金利政策とは?マイナス金利が経済に及ぼす影響

      2016/02/08

こんにちは。れーさんです。

2016年1月29日に日銀がマイナス金利の導入を決定しました。

今回は、この金融政策がぶっちゃけ上手くいくのかどうかについてです。

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  • この記事は特定の政党・政権批判を目的とした記事ではありません。
  • このブログではそういった政治的な主張は一切しません。
  • あくまで私達個人投資家の目線からだけで話します。

 

いよいよ混沌としてきた日本経済

 

先週遂に日銀がマイナス金利を導入しました。

日銀は1月29日の金融政策決定会合で、追加緩和策として「マイナス金利政策」の導入を決めた。

産経ニュースによると、2月16日から、民間の銀行が日銀に預けている資金(当座預金)の一部に、日銀が利息を払うのではなく、逆に日銀が0.1%の手数料を徴収する。銀行の当座預金が減ることで、資金が貸し出しや投資に回り、景気を刺激する狙いがある。

また、民間の銀行も金利をさらに引き下げたり、逆に預金者から手数料を徴収したりすれば、預金に回っていたお金が消費に回り、経済活性化につながるという意見もある。ただ、民間の銀行が一般の預金者から手数料を徴収することについては、すでに「マイナス金利」政策を導入しているヨーロッパの先例から、難しいとの見方もある。

http://www.huffingtonpost.jp/2016/01/28/bank-of-japan_n_9107304.html

 

マイナス金利とは日銀の下にいる民間銀行が日銀に預けている預金に対してマイナスの金利を与える政策のことです。

まぁ簡単に言うと「てめーら貸し渋って少ない金利目当てで溜め込んでないで金を世間に回せや!」っていう日銀からの要請です。

 

この「マイナス金利」は欧州の一部地域では既に実施されています。それもユーロ圏の「デンマーク、スウェーデン、スイス」では個人預金に対してこの金利政策が導入されています。

しかし実際の所は導入されているだけで殆どの銀行は預金者離れを恐れて実施していません。つまり「マイナス金利やってもいいよ」って状態になっているだけです。

 

昔からこの「マイナス金利政策」を実施すれば世間に金が回り経済は活性化するはずだ。という考え方はあったのですが実際には導入されても効果は薄いという意見が大半のようです。

それはオランダの大手金融機関INGが15カ国、1万3000人を対象に実施したアンケートにも表れています。

そのアンケートとは「もし預金金利がマイナス0.5%になったら、あなたはどうしますか?」というものです。

 

このアンケートによれば「通常より預金を取り崩して支出を増やす」と回答した人はわずか9.9%にとどまったのです。

参考記事:「預金に金利を課したらどうなる 個人への“ムチ”は消費に効くか」

 

 

銀行でも既に同じ動きが出始めている

「いやそれは個人の話でしょ」って思うかもしれませんが、意外とそうでもないのです。

実際にこの「マイナス金利」が早速歪に作用し始めています。

 

国債利回り

直近の国債利回り

 

 

日銀のマイナス金利実施を受けて国債価格が高騰、つまり利回りが大暴落しています。

 

これは民間銀行がマイナス金利の対象となった資金の避難場所として安全資産の国債に大挙して買い出動しているからです。

これが意味するのは、結局世の中には金は流れず、別の安全資産へとシフトしただけなのです。

 

 

今現在では9年物国債までがマイナス利回りとなってしまっています。

つまり「日銀のマイナス金利よりも減り方がマシ」だからマイナス利回りになろうと買いまくっているのです。

 

そしてこのマイナス金利政策は国債の価格暴騰を招くので、今まで行っていた「国債を買いまくって行う金融緩和」とは矛盾した政策でもあります。

私のような凡人からしても今の日本が行っている金融緩和が相当無理をしていることはヒシヒシと感じることができます。

 

 

 

私は昔から一貫して持っている考えがあります。

 

それは「歪な構造のものはいつか必ず瓦解する」ということです。

 

中国経済崩壊のリスク。各国は目先の利益を負うべきか否か。

 

 

私からすると今の日本が行っている金融政策はあまりにも「歪」になりつつあります。

(冒頭で述べたように自民党がどうとか民主党がどうとか言うつもりはありません。)

 

 

私は今まで「現預金で持つ」という選択肢は取っていませんでしたが、今回のマイナス金利政策を受けて「日本が持つ国としての信用力」よりも「米国企業が持つ信用力」のほうが相対的に高まっているような気がするので、これからも現金比率は最低限にすると思います。

 

 

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