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資産形成において貴金属投資は必要?

      2016/01/28

こんにちは。れーさんです。

皆さんのポートフォリオには貴金属は入っていますか?

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貴金属投資は必要?

近年資産の防衛手段として貴金属投資が注目されています。

貴金属投資とは「金(ゴールド)」や「銀(シルバー)」などの「貴金属」に投資することです。

 

この貴金属投資のメリットは「インフレ」や、デフォルトや戦争などの「地政学」リスクに備えられるということです。

世界中で需要があるので流動性が高く、貴金属自体に価値があるため紙幣のように紙クズになることがありません。

 

と、これだけ聞けば「ほーん何となく安全資産そうでええな!」って思いますよね。

実際貴金属投資は貯金しているよりも安全だと思います。

 

しかし貴金属投資には困った点も二つほどあります。

 

貴金属自体は価値を生み出さない

金の延べ棒

金は何も生み出さない

 

貴金属投資の困った点の一つ目は「貴金属自体は資産を増やせない」ということです。

 

当たり前のことですが貴金属は「ただの需要が高い鉱物」ですので価値は相対的な物です。

つまり他の投資家や消費者が欲しがれば貴金属の価値は上がりますが、株式のように貴金属自体が価値を高めることはありません。

 

 

まぁ防衛の為の資産クラスですから、それでいいのかもしれませんが。

しかし私がこのブログで何度か言っているように「一般人が増やす機会を捨ててまで守るべき資産ってあるのか?」という疑問は残ります。

 

 

貴金属投資のゴール地点ってどこなんでしょう?貯金の代わりなんでしょうか。

 

 

それならばグローバルインデックスでいいと思うのです。

 

こんなことを言うとペーパー資産は何%までで…現金比率は何%までで…などの、いわゆるアセットロケーションはどうなるんだ。

 

となりますが。

 

考えるべきは資産クラスではなくて「資産の内包する価値」だと思うのです。

コチラの記事↓でも書いていますが投資する価値の無い物にいくら分散しても「少しずつ資産にダメージを与える」ようになるだけで資産を守る事にはなっていません。

 

投資信託は大損リスクは少ないが初心者に勧める物でもない

 

そしてそもそも、そこまでの分散にどれほどの意味があるのかという疑問点が、貴金属投資の困った点の二つ目です。

 

 

 

世界恐慌の時に資産を守る?

上記で挙げた貴金属投資のメリットの一つに「地政学」によるリスクを回避できる。と書きました。

 

これは実際正しくて戦争やテロ、デフォルト(債務不履行)が起これば金融機能はマヒするでしょうし、現金を始めとした自分の保有資産もどうなるかわかりません。

特に現金や株式などは「信用」で成り立っているので、大きな「地政学リスク」が起こると価値が消し飛んでしまう可能性もあります。

しかし貴金属ならば貴金属自体に価値があるので、資産価値を失うことはありません。

 

 

と、こういう考えなわけです。

まぁ早い話が「何が起こる分からないから”価値の失われない物”で持っておこう」ということです。

 

 

しかしこのメリットは本当にメリットなのでしょうか?

 

 

 

そもそも、そんな時が来たら貴金属がどうとかペーパー資産がどうだとか言ってられなくなります。

経済はハチャメチャになるでしょうし個人投資家が数百万程度の資産でどうにかできるような状況ではなくなります。

 

 

 

つまり批判を恐れずに言いますと、極端なリスクを恐れて貴金属投資に邁進するのは「明日隕石が落ちて地球が滅ぶかもしれないから死ぬまでシェルターに引きこもろう」って言ってるのと同じだと思うんですよね。

そんな超低確率なこと考えても仕方ないですし、仮に地球が滅んでしまったけど自分一人が生き残れた!となっても何の意味も無いのです。

もちろん大多数の投資家はこんな極端な状況は想定していないでしょう。

しかしそれならば尚更貴金属を持つ意味ありません。

 

 

なぜなら貴金属は長いスパンで見ればインフレに微妙に負けているという歴史的事実があります。

つまり貨幣価値や株式価値や債券価値が0になるような超大恐慌に備えないのであれば、貴金属は貯金に毛が生えた程度でしかないということです。

 

 

だから私は貴金属投資はしていませんし、これからもすることはないでしょう。

なによりも企業の一部を買い取る株式と違い、貴金属自体に「投資する価値」が見い出せないですから。

 

 

 

ちなみにこの件についてはジェレミー・シーゲル氏の著書「株式投資 長期投資で成功する為の完全ガイド」をご覧ください。

超長期間において株式が如何に安全資産でハイパフォーマンスか、そして現金および貴金属が如何にインフレに打ち勝てないかを実際の検証結果と共にグラフを載せて解説してあります。

株式投資 第4版

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