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初心者投資家がウォーレン・バフェット氏を見習いバリュー投資で米国株に投資するブログです。投資に対しての心構えや投資銘柄についてのお役立ち情報も掲載していきます。

電力、ガス、水道などのインフラ企業は株式投資対象としてどうか?

      2016/01/27

こんにちは。れーさんです。

電力、ガス、水道などのインフラ企業に投資している方はおられますか?

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インフラ企業(電気、ガス、水道)は投資先としてどうか?

インフラ企業と言っても多種多様ありますが、今回は「電気、ガス、水道」についてです。

バフェットの行っているバリュー投資を学び始めた方ならば最初に思いつく業種ではないでしょうか?

 

バフェットの行うバリュー投資はいわゆる「消費者独占型企業」に対して投資することをいいます。消費者独占企業とは以下のようなものです。詳しくは下記記事をご覧ください。

 

バフェットが消費者型独占型企業を説明する際に最もよく用いるのが「有料ブリッジ」の例え話です

有料ブリッジとは

  1. ある村Aから村Bに行こうとする
  2. 村Aから村Bには橋が一つしかかかっていない
  3. その橋は有料の橋で一回渡るごとに金をとられる
  4. 金を取られるが橋が一つしかないので皆利用する

簡単に要約しましたが、これがバフェットが言う「有料ブリッジ」です。

つまり消費者(村人)が欲しい物やサービス(橋を渡る)を受けるには限られた企業(橋)から購入するしかない(橋が一本しかない)ということです。

橋が一本しかかかっていない間は値段の決定権は企業(橋)側にあり値上げするのも自由自在です。

この「消費者の選択余地の無さ」こそが高い利益率と永続的な成長を生みます。

消費者独占型企業とコモディティ型企業。投資家の命運を分ける条件。

 

で、この考え方で言うと真っ先に生活インフラが思いつくはずです。

  • 電気は生活に欠かせない上に送電線を引ける、もしくは持っているのは限られた企業
  • ガスは生活に欠かせない上に一度敷設(ふせつ)してしまえば利用せざるを得ない
  • 水道は水道管を引いてしまえば利用するしかない。というか水道施設なんて地域に一か所しかない

もうバッチリ消費者独占型企業な感じがしますよね。

 

 

しかもコーラなどの嗜好品と違って「生活」そのものですから、より一層「利用せざるを得ない」状況であると言えます。

 

※ちなみにこういった業種のことを「社会インフラ」と言います。

社会インフラとは

人間の活動の基盤となる基盤(インフラ)「infrastructure」の中でも、特に生活や福祉に関するものを意味する語。

社会インフラには水道設備や医療・福祉制度などが含まれるとされるのが一般的である。

http://www.weblio.jp/content/%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%A9

 

 

じゃぁこれらの企業に投資をすれば儲かるか?と言えばそう上手くはいかないのです。

(ちなみに日本を始め多くの国では水道は国が管理していますが、一部では上場株式会社が管理している国もあります。)

 

 

実はこれらの「社会インフラ」はその強力な独占力を持つが故に大きなハンディキャップを背負わされています。

 

 

国に手綱を握られている

これらの社会インフラは人々の生活を根本から支えるものです。

 

  • 電気が止まれば明かりは無くなり、電化製品は使えなくなります
  • ガスが止まれば料理ができなくなり、お湯も出なくなります
  • 水道が止まれば死にます

 

それなのにこれらの企業が「どうせ客は離れないんだから値上げしまくって利益を出そう」と考えたらどうなるでしょう?

 

低所得者は破綻し、人々の快適な生活は直ちに失われるでしょう。

 

 

そうならないように社会インフラの値段には様々な法規制がかけられています。

 

 

例えば水道ならば、各市町村の水道局のホームページを見ていただければ分かるのですが、「如何に現在の水道代が正当か」「水道料金の値上げが正当か」を説明することに注力しています(笑)

 

これは法律によって「必要以上に値段を釣り上げてはいけない」と定められているからなのです。

 

 

この法規制こそが社会インフラに対する投資の足かせになっています。

 

 

当然ですが株式投資は企業が利益を上げ続けないと儲かりません。株価上昇も配当金も自社株買いも全て利益をあげることで実現するからです。

 

 

しかし「利益を出すことを法律で押さえつけられている企業」は必然的に株主に還元できる資産も生み出しにくくなります。

ですので結論としましては「電気、ガス、水道ビジネスは消費者は独占しているが投資先としてはあり得ない」です。

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