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初心者投資家がウォーレン・バフェット氏を見習いバリュー投資で米国株に投資するブログです。投資に対しての心構えや投資銘柄についてのお役立ち情報も掲載していきます。

投資信託は大損リスクは少ないが初心者に勧める物でもない

   

こんにちは。れーさんです。

今回は、初心者は個別株ではなく投資信託をすべき。という考えについて考えてみます。

投資信託は初心者向け?

投資信託のメリット

そもそも投資信託とはどういう金融商品なのかを復習します。

引用は楽天証券から。

投資信託(ファンド)とは、投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用のプロであるファンドマネージャーが株式や債券などに投資・運用しその運用の成果として生まれた利益を皆さんに還元するという金融商品です。

楽天証券

 

つまり簡単に言うと

「皆でお金を出し合って大きなお金にして、それを手数料を払ってプロに運用してもらおう」

というものです。

 

 

この投資信託が初心者に勧められる理由として

 

  • 個人では投資できないような対象に投資できる
  • それを含めた分散投資ができる
  • プロが運用するから失敗する確率が低い
  • 任せっきりにできるから時間をかけなくていい
  • 少額から投資できる

 

といったメリットが挙げられます。

 

 

この中でも特に投資信託のメリットかなぁと個人的に感じるのは「個人では投資できないような対象に投資できる」点にあると思います。

 

例えば発展途上国や1口あたりの金額が大きすぎる投資対象には個人投資家は中々投資できません。

 

ですので、これらの対象に投資したいと考えている人にとっては投資信託は大きな選択肢になり得るでしょう。

 

 

投資信託のデメリット

一方でもちろん投資信託のデメリットもあります。

 

  • 手数料(信託報酬)がかかる
  • 複雑化されすぎているファンドは全容が把握できない
  • 投資に関しての知識が深まらない
  • 基本的に殆ど儲からない

 

といったデメリットがあげられます。

 

この中でも特に大きなデメリットになり得るのが「複雑化されすぎているファンドは全容が把握できない」という点です。

 

 

初心者が複雑な金融商品を把握できるのか?

どのようなサイトを見てもこの点を言及しているサイトは見当たりませんでした。(私が見た範囲ですが)

 

 

複雑な金融商品とはどういった物かといいますと、以前世界で大きな金融問題となった「サブプライムローン」の時に特にこの欠点が顕在化しました。

 

 

サブプライムローンとは所得が低かったり借金返済を怠るような、所謂「信用の低い、無い」個人を対象とした住宅ローンのことです。

 

普通に考えてリスクが異常に高いはずなのですが、通常のローンと比べて金利が高く設定されているので銀行はこぞってこの金融商品を設定しました。

 

 

そしてこの信用リスクの高い債券(借金を返してもらう権利)を小口の証券化して、RMBS(住宅ローン担保証券)として売り出しました。

そのRMBSを組み込んだ投資信託も登場していたのですが、金融知識の薄い投資家は自分の投資している投資信託に、このリスクの高い金融商品が組み込まれているリスクを理解できていませんでした。

 

 

その結果証券会社は破綻し、RMBSは焦げ付き、金融機関は大きな損失を被りました。

そして当然間接的に投資していた個人投資家も大きな損失を受けました。

 

 

これはひとえにプロに丸投げしていて自分で何に投資しているか理解していなかったから起こった悲劇でした。

バフェットも投資家が浅い理解で投資をすることに対して警鐘を鳴らしています。

 

 

分散投資は自分の把握できる範囲で

よく初心者に対して使われる例え話として「卵は一つのカゴに盛るな」というものがあります。

もし卵を一つのカゴに持っていて躓(つまづ)いてしまったら卵は全部割れてしまうから、いくつかのカゴに盛っておけ。というものです。

 

では「カゴの数」は増やせば増やすほどいいのでしょうか?

 

 

 

私はそうは思いません。

 

 

 

「カゴの数」を増やせば「穴の開いたカゴ」に当たる確率も上がります。カゴの数が5~10程度ならば自分の目が行き届くので「穴の開いたカゴ」の存在にも気づくでしょうが、「カゴの数」が100や200にもなった場合にあなたは把握しきれますか?

 

 

 

そもそも、そんなに大量になると「最初から穴の開き始めているカゴ」もあるかもしれません。

 

 

過度な分散投資は言わば「銘柄分析を放棄」しているようなものです。

よく50も100も個別銘柄に投資している人がいますが「本当に全て把握できてるのかな?」と思わざるを得ません。

 

 

 

このように初心者や素人だからといって無条件で投資信託に投資したり無暗に個別株を分散投資したりするのではなく、初心者だからこそ自分の理解できる範囲の個別銘柄を5個程度保有するのが良いと思います。

 

 

また分散投資は資産を守るだけで資産を築くことはできません。一般人が資産を守っていても何時まで経っても現状のままです。

 

 

一般人こそ集中投資について勉強してみることを強くお勧めします。

バフェットの名言読解「分散投資は富を守る。集中投資は富を築く。」


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