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消費者独占型企業は4種類に分けられる【サービス事業編】

      2016/01/03

こんにちは。れーさんです。

 

引き続きバフェットが好む消費者独占企業についての話シリーズです。

今回は企業や個人が使わざるを得ないサービスを提供している事業についてです。

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日常習慣になっているサービス

私達が仕事をするにせよ生活するにせよ「使うことが普通」になっているサービスって沢山あります。

警備保障サービスのもつ消費者独占力

灰色のスイッチの写真

退社時に必ずONにする警備システム

 

警備保障会社の提供するサービスとは、警備したい場所のドアや窓などに専用のセンサーと回線を設置してもらい、専用のキーを使って所定の手順を踏んで開けなかった場合に警備保障会社に通報がされるというサービスです。

会社員の方などにはお馴染みではないでしょうか?

 

この警備保障会社も一種の「有料ブリッジ」を保有しています。

一度警備保障会社の専用回線を引いてもらえれば顧客は余程サービスに欠点が無い限りは、「乗り換える」という選択肢が生まれにくいものです。

 

所謂「スイッチングコスト」が発生するのです。

 

スイッチングコストとは

スイッチング・コストとは、顧客が、現在利用している製品・サービスから別会社の製品・サービスに乗り換える際に負担しなければならないコスト。「金銭的コスト」「心理的コスト」「手間コスト」などが組み合わさっている。

一般に、顧客は利益・メリットとスイッチング・コストの力学で購買を判断するため、ある製品やサービスについて買い替えや乗り換えの提案をする場合には、スイッチング・コストを低くすることが購買動機を高める有効な施策となり得る。

グロービス・マネジメント・スクールより引用

まぁ簡単に言うと「今まで問題なかったし専用回線の工事にも時間がかかるし、別段替える理由もないよね」ということです。

 

クレジットカードの持つ消費者独占力

クレジットカードのモノクロ画像

クレジットカードビジネスは強力

 

もっと身近な物に「クレジットカード」がありますが、クレジットカードも人々が日常的に利用せざるを得ないサービスになっています。

気軽に利用できるクレジットカードですが、クレジットカード会社が儲ける仕組みはご存知でしょうか?

 

クレジットカード会社は客がクレジットカードを使って買い物をするたびに「売り手」から一定の手数料を徴収します。更に客が利用した代金を期間内に支払わなかった場合「客側」からも高い金利で利息を徴収することができます。

つまり自分は一切傷つくことなく店と客両方を繋ぎ、両方から収入を得ているんです。

 

それでもクレジットカードが利用されるのは、店側からすれば「客はクレジットカードで支払いたがっている」から手数料を払ってでもクレジットカード会社と提携します。

もし客が使いたいクレジットカードが利用できない店だと「使い勝手が悪い店」になってしまいます。

 

逆に客側からすると「現金を持ち歩かなくてもサービスが受けられる」というこの上ないメリットがあります。更に高額な買い物をした場合は分割支払いにできたりポイントが付いたりと、今や使わないデメリットのほうが大きくなりつつあります。

 

このようにクレジットカード会社は言うなれば「有料ブリッジ」の両側で料金を徴収するという中々凄まじいビジネスモデルを持っているわけです。

仕組み自体が優れていれば継続するコストは小さい

電卓のイラスト

 

これらのビジネスモデルに共通するのは、顧客さえ囲ってしまえば基本的に設備投資や人材にそこまでコストがかからないことです。

またこれらのサービスはいつまでたっても利用する価値があるためサービスインフラさえ築いてしまえば事業規模の増減に合わせて従業員を増減させるだけでいいのです。

 

そうしてコスト削減によって浮いた資本は自社株買いや配当によって株主の還元に利用されるのです。

 

IBMの持つ消費者独占力はこのカテゴリーに入る

IBMのロゴマーク

 

私の保有するIBMも、警備保障会社と同様の「スイッチングコスト」を利用した消費者独占力を有しています。

顧客がビジネスをするための「システム構築」をIBMに依頼した場合、顧客はビジネスが軌道に乗った後も逐次システムのメンテナンスを「IBM」に依頼するしかなくなります。

 

なぜならIBM以外の企業にシステムメンテナンスを依頼すると、またイチからビジネスを理解して、システムを理解して、分からない部分はIBMに聞きながらメンテナンスすることになります。

そんな効率の悪いことをするくらいならシステムの構築をしてくれたIBMに継続してメンテナンスもお願いしたほうが手っ取り早いし、コストもかからないわけです。

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