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初心者投資家がウォーレン・バフェット氏を見習いバリュー投資で米国株に投資するブログです。投資に対しての心構えや投資銘柄についてのお役立ち情報も掲載していきます。

消費者独占型企業とコモディティ型企業。投資家の命運を分ける条件。

      2015/12/09

こんにちは。れーさんです。

株式市場に上場されている企業は二種類に分けられます。

私がこのブログ内でも度々使っている「消費者独占型企業」について説明したいと思います。

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バフェットが好む消費者独占型企業とは?

スーパーで買い物する女性の影の画像

「あの店に買い物いきましょ」

 

バフェットは上場されている企業を大きく分けて以下の二種類に分けて考えています。

 

  • コモディティ企業
  • 消費者独占型企業

 

株式市場に上場されている企業はどんな業種であれこの二つに分けることができます。

それぞれ見ていきましょう。

 

コモディティ企業とは?

赤い車のイラスト

自動車産業はコモディティ産業の代表

 

コモディティとは一般的に浸透しきってしまい製品同士の差別化ができなくなっている物のことを言います。

コモディティ商品(サービス)を扱う企業のことを「コモディティ企業」と呼びます。

 

コモディティ企業は他社と同じような商品同じようなサービスを提供しているので、他社との差別化点が「値段」しかなくなり値下げ合戦になってしまいます。そのためコモディティ企業の特徴として、利益率が低かったりライバルが頻出したりします。

 

コモディティ企業には以下のような業種が当てはまります。

 

  • 航空会社(ANA、スカイマーク、アメリカン航空、ユナイテッド航空など)
  • 鉄鋼製品会社(新日鐡住、JFEスチール、ニューコア、USスチールなど)
  • 紙・パルプ会社(王子製紙、日本製紙グループなど)
  • 自動車メーカー(TOYOTA、HONDA、NISSAN、フォード、GMなど)

 

恐らく一番分かりやすいのが自動車メーカーで、デザインや機能性がある程度の水準までいったら後は値段が消費者に対する請求力になります。そして値段を下げれば下げるほど利益は少なくなっていくのです。過去にマツダが値下げしまくって痛い目を見ていましたね。(笑)

 

ちなみにこれらの企業は景気循環株とも言われます。それはまた別記事で。

 

消費者独占型企業とは?

夕焼けを背景にした橋の写真

有料ブリッジは強力

 

バフェットが消費者型独占型企業を説明する際に最もよく用いるのが「有料ブリッジ」の例え話です

 

有料ブリッジとは

 

  1. ある村Aから村Bに行こうとする
  2. 村Aから村Bには橋が一つしかかかっていない
  3. その橋は有料の橋で一回渡るごとに金をとられる
  4. 金を取られるが橋が一つしかないので皆利用する

 

簡単に要約しましたが、これがバフェットが言う「有料ブリッジ」です。

 

つまり消費者(村人)が欲しい物やサービス(橋を渡る)を受けるには限られた企業(橋)から購入するしかない(橋が一本しかない)ということです。

橋が一本しかかかっていない間は値段の決定権は企業(橋)側にあり値上げするのも自由自在です。

 

この「消費者の選択余地の無さ」こそが高い利益率と永続的な成長を生みます。

 

実は消費者独占力を発見したのはバフェットではない

 

実はこの「消費者独占力」という言葉を産みだしたのはバフェットではありません。

 

この「消費者独占力」を最初に発見したのは「ローレンス・N・ブルームバーグ」という人物です。彼はユニークで消費者の心に焼き付いている商品やサービスを提供している企業の業績は、景気動向にあまり左右されずに市場平均を上回ってきたことを発見しました。

 

発見したのはブルームバーグ氏ですが、バフェットは彼が発見したその重大な事実を実際に投資に当てはめて使えるようにしました。

バフェットが銘柄選択をする際に用いたチェック項目が3つあります。

 

  1. もしその企業の株主資本を配当に全て回した後に企業としての価値が残るか?
  2. 巨額の資金と理想的な経営陣を集めたらその企業を超える企業が作れるか?
  3. 競争相手が利益を度外視した競争に売って出た場合にシェアを奪われるか?

 

この3つにガッチリハマる企業は「消費者独占型企業」である可能性が高いというわけです。

あなたの保有銘柄はこのチェックリスト全てに当てはまりますか?当てはまりませんか?

 

もし上記の項目に当てはまらない企業を何十年も持つつもりなら、止めておいたほうがいいかもしれません。未来のことは分かりませんが、歴史的に見ても消費者独占企業以外の銘柄は利益を長期間に渡って保持することが難しいからです。

 

私はバフェットの神髄は「過去に素直に学ぶことができる」ことだと思っています。株式市場は何度も同じ事を繰り返すのですから、私達もバフェットの聡明な行動を真似して繰り返しましょう。

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