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初心者投資家がウォーレン・バフェット氏を見習いバリュー投資で米国株に投資するブログです。投資に対しての心構えや投資銘柄についてのお役立ち情報も掲載していきます。

バフェット銘柄ウォルマートが抱える従業員問題について

      2016/01/03

こんにちは。れーさんです。

皆さまお馴染みの【Market Hack】広瀬隆雄氏が私の保有銘柄であるウォルマートについて取り上げておられました。

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ウォルマートは終わりの始まり?それとも一時的な問題?

 

ウォルマート(ティッカーシンボル:WMT)は世界最大のディスカウントストアです。

同社株は値動きがマイルドなことで投資家に知られています。ところがその退屈な筈のウォルマートの株価が、最近、ボコボコに凹んでいます。

どうして、こんなことになってしまったのでしょうか?

それはウォルマートが、従業員の賃金を引き上げなくてはいけなくなったからです。

ウォルマートは昔から賃金が安いことで知られてきました。しかも労働組合を組成することに対し会社側がこっそり妨害するなど、労使関係については、何かと話題を振りまいてきました。

最近、アメリカの景気が持ち直しているので、小売やサービス業では、だんだん労働力の確保が難しくなってきています。

いまは決算発表シーズンであり、第3四半期の決算カンファレンスコールでも、レストランやサービス業を中心に、賃上げのことについて時間を割いて説明する企業がとても多かったです。(FRBが利上げを急がなければいけない理由が、ここにあります)

一例としてマクドナルド(ティッカーシンボル:MCD)は「賃上げして従業員のヤル気が高まった!」とコメントしていました。

しかしウォルマートは賃上げしたにもかかわらず従業員の士気は低いです。

来店客が商品を手に取ってみた後、店員がちゃんとそれを元に戻さないので商品が乱雑に散らかっており、店内の印象がとても悪くなっているということを多くのアナリストが指摘しています。

ひょっとするとウォルマートは、凋落の道を辿り始めているのかも知れません。

Market Hackより引用

 

私は基本的に広瀬隆雄氏とは投資スタンスが違うと思っていますので銘柄情報などは取引の参考にしていません。しかしこのような投資の最前線に立っていないと感じられない微妙な雰囲気を沢山発信してくださっているので【Market Hack】は常に読ませてもらっています。

その最前線に立っている広瀬氏が

 

「ひょっとするとウォルマートは、凋落の道を辿り始めているのかも知れません。」

 

と発言なさっている以上私も再度考えなければと思い立ち今回の記事を書いています。

 

尚私のウォルマートに対する基本的な考えは以下の記事に纏めておりますので是非ご覧ください。

参考:バフェット銘柄ウォルマートが10%の急落!買いか?売りか?

 

労使問題は手放す理由にはならない

手から蝶が飛び立っている

せっかく手に入れた優良銘柄を逃がしてはいけない

 

ウォルマートは以前から従業員がストライキを起こすなど労使関係は劣悪でした。

そして今回利益が削られる要因となったのもまた従業員の賃上げという労使問題絡みです。労使関問題は長期化することが多く基本的に投資家にはあまり良い顔はされないことが多いです。

 

しかし私は”現状の”ウォルマートが抱える労使問題はそれほど深刻には受け止めていません。というのも労使問題による利益の圧迫はビジネスモデルの欠陥等による根本的な物ではなく、あくまで内政的な問題だからです。

 

どういうことか?

 

ビジネスモデルの欠陥とは消費者独占力を持っていない企業が抱える問題で、継続的に「売れる商品」を発表し続けないと利益が確保できない「未来」の問題です。

 

つまり売れるかどうか分からない「消費者側に原因」がある問題です。

 

対して労使問題は解決すべき対象がハッキリしている「現在」の問題です。長引きはしますが労働者側も生活がかかっているので無茶苦茶な要求を続けることはできないでしょう。

つまり「企業自身に原因」がある問題で基本的には対応策が決まっているので自ずと解決に向かいます。解決のビジョンも持ちやすいでしょう。

 

これが私のウォルマート労使問題をそこまで気にしていない理由です。

ただし労使パワーバランスには注意が必要

天秤のイラスト

バランスが大事

 

基本的には労使問題は私のウォルマートに対する投資判断の根底を揺るがすような物では無いと思っているのですが、一つ注意したいのが今後の労働組合の動きです。

 

前述と矛盾していると思われるかもしれませんが、私が言いたいのは「労働者側の発言力」が上がりすぎると銘柄を手放す理由にはなり得るということです。

 

ウォーレン・バフェット氏も労使関係には特に注意しているようで「労働組合が力を持ちすぎると会社は潰れる」という趣旨の発言もしていました。ですので”現段階程度では”ウォルマートに対する投資判断を変える必要は無いと考えていますが、今後の労働者側の動きは注視する必要がありそうです。

 

ただ航空会社のように労働者(パイロット)の替えが効かないような業種ならまだしも、ウォルマートのような労働者が「誰でもできる」仕事しかしてない業種でそこまで労働者側が発言力を持てるかと言われると少し疑問が残ります。

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