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初心者投資家がウォーレン・バフェット氏を見習いバリュー投資で米国株に投資するブログです。投資に対しての心構えや投資銘柄についてのお役立ち情報も掲載していきます。

バフェット銘柄ウォルマートが10%の急落!買いか?売りか?

      2016/01/03

こんにちは。れーさんです。
保有銘柄のウォルマートストアーズ(ティッカー:WMT)の悪決算を受けて市場に衝撃が走っています!

株価は10%も下落し210億ドルもの時価総額が吹き飛びました。

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金融危機

下がる株価!吹き飛ぶ時価総額!

 

 

ウォルマートストアーズの今後はどうなる?

保有銘柄ウォルマートの決算が発表されましたが、芳しくない内容でした。

以下ロイター通信より引用

[14日 ロイター] – 小売米最大手の米ウォルマート・ストアーズ(WMT.N)は、ドル高による影響が想定以上だとして、通年(2016年1月終了)の純売上高見通しを従来の1─2%増から横ばいに下方修正した。またテクノロジーや社員に対する投資が重しとなり、来年度の1株利益が6━12%減少するとの見方を示した。

発表を受け、同社株は商いを伴って約10%急落。3年超ぶり安値となる60.18ドルまで売られ、時価総額およそ210億ドルが吹き飛んだ。1日としては約17年ぶりの大幅な下げとなる勢い。

ウォルマートはあわせて200億ドルの自社株買いも明らかにしたが、材料視されなかった。

ダグ・マクミロン最高経営責任者(CEO)は、ニューヨークで開催した投資家向け会合で「中核事業を改善すれば、目先は業績を押し上げられるが、それだけでは不十分」と語った。

ウォルマートは今後3年に数十億ドルを投じるとしており、オンライン販売への投資や従業員の最低賃金引き上げなどを含め、利益の圧迫要因となる見込みだ。

2019年1月終了年度までには、1株利益が5━10%増加する見込みとしている。

同社は、オンライン小売り大手アマゾン・ドット・コム(AMZN.O)から「1ドルショップ」、食料品スーパーまで、多方面から激しい競争にさらされている。

新規店舗の開設ペースは緩める。小型店は今年度の160━170から2017年度に85━95に、大型店は今年度の60━70から2017年度は50━60にそれぞれ絞る。

ロイター通信より引用

 

朝起きてびっくりしました。

10%も下がってるぞ!?何事だ!?と(笑)

 

出勤前にザッと調べてみるとどうもコンセンサスをブチ抜いた下方修正を行ったから徹底的に売り込まれたみたいですね。含み益から含み損に転落したのは気分的には良くないですが、まず考えなければいけないのは「ウォルマートが”買い”か”売り”か」です。

 

そこで今回の発表を踏まえて今後どうするべきか考えてみたいと思います。

 

そもそもウォルマートの強みとは?

 

まずはこちらのデータを見てください。

 

wikipediaより引用

世界売上高ランキング2014

世界の全企業を対象にした売上高ランキング

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらのランキングは世界「売上高ランキング2014年度版」です。

 

なんとウォルマートは「世界全ての企業の中」で最も売上高が多いんです。世界中の企業全ての中で、ですよ。

私は本来売上高は投資をする上であまり重要な判断基準にしていません。売上高よりも大事なのは利益率だからです。

 

つまり1億の売上高で100万円の利益しか無い企業(利益率1%)

 

よりも

 

1000万円の売上高で100万円の利益がある企業(利益率10%)

の企業の方が魅力的なのです。本来は。

 

しかし私はウォルマートの場合「だけ」は例外に考えています。

売上高を滅茶苦茶評価して投資しています。

売上高世界一位が生み出す消費者独占力

 

なぜウォルマートに限っては売上高を評価しているのか?

それはウォルマートの生み出す超大な売上高が企業としての競争力を産み、ひいては消費者も独占する力を持っているからです。

事実ウォルマートは10年以上に渡り約20%の高いROE(自己資本利益率)を叩き出し続けています。

 

 

ではなぜ売上高が消費者独占力や競争力を産むのか?

 

 

通常小売店が物を安く売ろうとする場合メーカーからは定価で買って自社の利益を削って安売りし、他店との価格の差別化をはかります。

しかしこの方法で永続的に競争力をキープすることは不可能です。他店も同じことをやりだしますからね。

すると所謂「値下げ合戦」が開戦します。小売店は自社の利益を削って削って削って値下げを続けるので利益率はどんどん下がっていきます。

これがバフェットの言う「コモディティ企業」です。

 

しかしウォルマートは超大な売上高によってこの値下げ合戦に参加しなくて済むのです。

詳しくは以下の記事で説明しています。

消費者独占型企業は4種類に分けられる【薄利多売編】

 

 

メーカーと小売店の立場を逆転させるウォルマート

 

なぜウォルマートは値下げ合戦に参加せずに高い利益率をキープできるのでしょうか?

 

それはウォルマートが削るのは自社の利益ではなくメーカーの利益だからです。

 

まずウォルマートの売上高が世界一位ということはどの小売店よりも物が売れているということです。(当たり前ですね。)

通常の小売店相手ならメーカーは強い立場で交渉できます。小売店はメーカーに卸して貰わないと物が無くなりますからね。

 

しかしウォルマートほどの売上高があるとメーカーは逆に「置いて貰わないと」困るわけです。なんせ世界一位の売上高を誇るスーパーですから、一たび陳列してもらえばメーカーの知名度は上がりますし、当然商品が売れる可能性も高いです。

 

つまりウォルマートは自社の利益を削ることなく値下げ合戦に強く出られるわけです。

 

これが私がウォルマートの売上高を高く評価している理由です。

 

そして今回の発表では私がウォルマートに投資した理由が崩れていませんので、ホールド&更に下がるようなら「買い」だと思います。

ウォルマートに呑みこまれる世界

 

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