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中国経済崩壊のリスク。各国は目先の利益を負うべきか否か。

      2016/01/02

こんにちは。れーさんです。

現在投資の世界では中国に端を発した大規模な世界同時株安が起こっています。

これは偏に中国の市場規模の大きさばかりに目を向けて潜在的なリスクから目を背け続けた結果でもあると思います。

 

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こんなはずではなかった・・・

 

中国への依存は破滅への入り口

 

ロイター通信にイギリスと中国の交友についての記事があがっていました。

[ロンドン 13日 ロイター] – 英国のオズボーン財務相が2013年に北京を訪れた際、娘が中国語を勉強していると発言した。当時緊迫していた中国との関係について個人的に改善しようという意図だったのは間違いない。

それから2年が経過し、オズボーン氏の狙いは的中した。今や中国は英国との関係を「黄金時代」とまで呼び、中国から英国に数十億ポンドの投資資金が流れ込む可能性が出てくるまでになった。

19─23日に予定される習近平国家主席の英国訪問でも、両国の政府当局者は一層接近し、中国と他の西側諸国との関係をしのぐ親密さを生み出すそうとするだろう。

対照的に習氏が先月訪れた米国では、盛大な歓迎セレモニーによっても、サイバー攻撃や南シナ海の領土紛争をめぐる米中両国のあつれきは隠しようがなかった。

中国の劉暁明駐英大使は、習氏の訪英で両国関係には新たな節目が築かれるとの見方を示した。

実際、中国側も英国に敬意を表し、習氏は長期の外遊をする場合に数カ国とする訪問先を今回は英国だけに絞っている。

ただ専門家の間からは、両国がいくら緊密な関係をアピールしても、習氏訪問で英国における原発プロジェクトや高速鉄道への中国からの投資に関する具体的な進展は期待できないとの声が聞かれる。

英王立国際問題研究所(チャタムハウス)のアジアプログラム・アソシエートフェロー、ロッド・ワイ氏は「さまざまな商談の最終調印に向けたお膳立てが進められるのは確実だが、そのほとんどは趣意書作成のレベルにとどまるだろう」と述べた。

ロイター通信より引用

 

まず始めに断っておきたいのは私は反中的な思想を持っているワケでもなんでもありません。そのことを頭に入れた上で読んで頂けると有り難いです。

 

市場規模以上のリスク

 

私は何故各国がここまで中国に偏重するのかイマイチ理解が追いつきません。

 

確かに中国の人口は巨大で消費に回す金額も尋常ではありません。中国に上手い事取り入れれば経済効果は計り知れない物があるでしょう。

 

しかし人間は学習しなければなりません。中国はこれまでに散々問題を起こしてきています。「新興国だから」では済まされないような内容ばかりです。

 

例をあげますと

 

 

パッと考え付くだけでもこのような問題を抱えています。

反日デモはまぁ日本以外には関係無いっちゃないのですが(笑)

特に問題なのは常識外れの相場干渉やコンプライアンス意識の低さなどに見て取れる「国としての信頼感の薄さ」です。

経済は暗黙の了解で成り立っている側面もある

 

例えば経済指標一つ取っても他国には経済指標の真偽を確実に確かめる方法はありません。

どんなに計算上おかしな数値が出てきても発表国が白だと言えば黒も白に変わってしまうのです。

他国は真偽を確かめる前にその指標に合わせた経済措置を取らなければいけないので結局は「言った者勝ち」になっています。

 

そして国債や為替などの相場もある程度暗黙の了解があります。

例えば今年の8月に中国が行った異例の「3日連続人民元切り下げ」等は他国を無視した超強引な経済政策で、この政策によって韓国の輸出産業は大ダメージを受けました。

本来為替相場への干渉も、「ある程度お互いの国を思いやりながら」を前提に自国に有利な相場に動かしていくことになっています。

 

例えば同じく今年の8月には中国は米国債を中国株や人民元買い支えの為に大量に売りまくりました。これによって米国の金利が上昇するなどアメリカ経済にとって深刻な悪影響を及ぼす可能性がありました。

 

長期的に見て信頼に足る国なのか?

 

このように相場を縦横無尽に動かせば自国の利益は確保できますが他国の輸出入産業に深刻なダメージを与えます。

先進国はそのことを分かっているから無茶苦茶な経済政策は取りませんし、他国が傾けば結局は自国に返ってくることも分かっています。

しかし中国は自己本位に無茶苦茶な経済政策を取り続けています。

 

 

市場規模の大きさばかりに目をやり「取引相手が信頼に足るかどうか」を見ないのは余りに近視眼的な経済活動で危険も孕んでいると思います。

 

 

※最後に繰り返しますが私は反中感情を抱いたりしているわけではありません。中華料理大好きです。

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